Richard Crazyman's Queer Greeting

ちんけなネタ絵描き「リチャード・クレイジーマン」のよくわからないブログ。絵が見たい人はpixivの方でどうぞ。

 
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昨日、書き込もうと思ったらつながらなかったFC2ブログ。

ウォーキング中、頭上から奇怪な音。
見上げるといままで見たことも無い鳥が。
こっちを見下ろし、奇怪な鳴き声をあげていた。

「ゲッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ」
「スキューーーーーッ、スキューーーーーッ」
「カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ」
「ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ」

なにか、私に向かって嫌な感じの声を上げている。
そこへ、家の裏に棲みついてる猫がやって来て
「クカカカカカカカカ……」と唸り始めた。
突然、妙な動物空間が展開したので「この世も終わりだ」と呟いてウォーキングを中断した。

鳥って何考えてるんだろうw
全然、わからないね。

体調悪くなったり、戻ったり。不安定で困りますよ、最近。

Comments

スコラ
どうもです。

「スコラ」の前の、亀山薫こと寺脇康文氏が司会をやっている「ミューズ」に、セルジオ・メンデスが!
来日中だったんですね。
J-POPのキマグレンとの共演…。なるほど。
セルメンを見れたお得感はありました!

僕にとって、セルメンといえば83年の「SERGIO MENDES」です。
バリー・マンとシンシア・ワイルが書いたヒット曲Never Gonna Let You Goが収録。(大好き!)
本曲のドラムは、ジョン・ロビンソン!
ちなみに本作では、マイケル・センベロ、ルイス・ジョンソン、ネイザン・ワッツ、
J.R.、カルロス・ヴェガ、ヴィニー・カリウタ、エド・グリーンと超豪華!

さて、話はズレましたが、「スコラ」です。
細野さん、見た限りだと、とても真っ当だったんじゃないかと思います。
紹介したベーシストとか。

やはり出た、ジェイムズ・ジェマーソン!
FUNK BROTHERSの核はジェマーソンだったと、マーヴィン・ゲイは言っています。
ジェマーソンのベースラインは、その場のアドリブから生まれたものだったと、
マーヴィンは続けていました。
じゃ、あのYou Can't Hurry Loveのベースラインもアドリブからの産物だったと…。
「What's Going On」だったら、当時モータウンの2番手ベーシストだった、
ボブ・バビットにも光を当ててほしかった!(Mercy Mercy Meは、ボブのプレイですね)
ま、時間を考えると、無理ですねw。

THE STAPLE SINGERSのI'll Take You There、楽しそうに弾いていましたね。
収録されている、72年の「Be Altitude: Respect Yourself」のクレジットを見ると、
マッスルショールズリズムセクション、とあります。
デイヴィッド・フッドbとロジャー・ホーキンスds、ということですね。
ソウル系には、欠かせないんだなぁ。

そして、出た!チャック・レイニー!!!
細野さんだったら、避けては通れないところですよね。
アトランティックレコードのソウルセッションは、大抵チャックですね。
僕はチャックの名前を最初に意識したのは、ベタですがSTEELY DANですね。
2年前に、東京・大阪のビルボードに、
チャック・レイニー&バーナード・パーディで来日公演やってたから、
見ておけばよかったかなぁ…。伝説の二人ですからね。

語ってはいないけど、聴いていたウィリー・ウィークス!
ダニー・ハサウェイの72年のライヴ盤は、当時は(今も?)一般リスナーより、
ミュージシャン受けが、すこぶるよかったようですね。
で、特にベースを弾いていたウィリーは、どんどん出世していった、と。
翌73年は、引き続きダニーの「The Extension Of A Man」、
スティーヴィー・ワンダーの「Innervisions」と、名盤に立ち合って、

さらに74年は、ロン・ウッド「I've Got My Own Album To Do」、
アレサ・フランクリン「Let Me In Your Life」と、作品に恵まれていきますね。凄い!

ラストの演奏は、SLY&THE FAMILY STONEのThank You For Talkin' to Me Africa!
ラリー・グラハムですね。
そりゃあ、SLY時代も好きですが、僕はGRAHAM CENTRAL STATION時代を押したいっ!!
ま、僕なんかが押さなくても、皆、好きなんですがねw。
セルフタイトルの1st、「RELEASE YOURSELF」、「MIRROR」が大好き!

リーランド・スクラー、来なかった……(涙)。
MOBY GRAPE「WOW」(68)、取り上げられていましたが、聴いたことないんですよね……。
No title
ジェフリーさん、いらっしゃいませ。

セルメン、私も見ましたよw
普段は「美の巨人たち」見た後はチャンネル変えちゃうことが多いんですけどw
SERGIO MENDES('83)は私も好きです。あれは良いw

そういえば「Mercy Mercy Me」は聴けば聴くほど不思議な所が多いトラックです。
ゆったりとした、熟練プレイヤー達のグルーヴに身を任せているとわかりづらいんですけど、
快適なリズムの隙間に色々と不可思議な音が混じっていますね。
極めつけは最後の不気味なメロトロンサウンド。
ゆっくりと不安になっていって、最後に突き落とされる、そんな感じを受けました。

リーランド・スクラー、触れられませんでしたねw 残念。

SLYセッション、こういうのTVで見せるんだ!
実はYMOのライブって打ち込み部分を排除すると、
普段からこういった感じで全員で黙々とリズムを楽しんでるんですよね。
誰も目立つメロディなんか弾いていないw
今回はそういった核の部分、裸に剥かれたYMOをTVで見せてしまったw

クラビネットを黙々と弾く教授とか、いいなぁw
スラップというかプル音を強調する細野さんなんか随分久しぶりな感じ。
幸宏氏は勢いに任せないで一々考えながら「溜め」「跳ね」を演出してるようでしたね。
前にジェフリーさんが教えてくれた「散開の候補にアンディ・ニューマーク」って、
幸宏氏がこの感じを持ち込もうとしていた、っていうことなのかな?
それならすげぇ目から鱗、何百枚も落ちるんですけどw

この深い味わいのセッションですが、メロ無いし、地味な見た目ですから
楽しめたのは音楽ファンだけじゃないですかね、多分w
いやぁ、それにしても粘っこいリズムだw 糸引くぐらい。
No title
失礼します。

今回のライブを見て、ふと思い出したのが「再生」の裏話。
始めの計画では、シンセや打ち込みを使わない方針だったそうです。
ドラム・ベース・ハモンドのバンドサウンドでやろう、という方向で話が進んでいたのですが…
「無理だろう」と誰かが言い出して、結局テクノになったんだとか。
「この計画が実現していたら、こんな感じだったのかなぁ」
と思いながら演奏を見ていました。


追記
もうすぐはやぶさが大気圏突入ですね。

No title
月兎さん、こんばんは。
はやぶさはちゃんと流れ星になれましたね。
あちこちストリーム放送止まってましたけどw

再生の時にはテクノでいく決断は後からだったらしいですね。
当初は明確なヴィジョンが無かった、ということなんでしょうかw
あの再生があと数年遅かったら、全く違うことになっていたかもしれませんね。
テクノロジーとの兼ね合いで。
結局、再生の時にはハードディスク録音の技術が間に合わずにマルチはテープ回してますから。
No title
はやぶさラストショット
http://twitpic.com/1wh78q/full

はやぶさが最後に見た景色だそうです。
まったくミラクルばかり起しやがって。
リーランド・スカラー
どうもです。
セルメンと言えば、クインシー・ジョーンズと同じく
イヴァン・リンスの曲を登用していましたね。
イヴァンの一度聴いたら忘れられない、あの声が好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=h70E6wB9XvA&feature=related


ボブ・バビットの証言によると、
マーヴィンの「What's~」のセッションは、自由度の高いものだったそうで、
ベーシストのアイディアを積極的に聞いてくれたそうです。
しかし、アイディアを出しても
マーヴィン及び、アレンジャーを納得させるものじゃなきゃ、
OKが出なかったそうです。

そして、この頃(71年頃)からジェマーソンは酒やドラッグでベーシストとしての腕が落ちてきて、
だんだんボブに仕事を持っていかれるわけです。
それでも、一流だったので、音は粒立っていた、と。

ゆったりファンクのMercy Mercy Meは、ボブのベースもですが、
楽曲を包み込むような、ゆったりながらも歯切れの良いギターが好きですね。
これこそ何回聴いても飽きないです。

ラストのSLYの曲、シンコペーションを体現してくれましたね!
おっしゃる通り、粘りと、ムワッとくる熱さがありました!
演奏者全員の、熟練ファンクを聴かせてもらいました!
何でも演奏できるんだなぁ~。

はい、もしアンディが叩いていたら、今回みたいなセッションも
あの当時から聴けたかも!、と思いますよね。
今だからこそできた、といったとこでしょうか。

そうなんですよ、リーランド・スカラー!
リーがベースを弾くことによって、楽曲も弾む!
リーの証言によると、最も仕事を共にしたジェイムズ・テイラーも、
楽曲に合ったプレイであれば自由に演奏させてくれたそうです。
自身のルーツは、ソウルやジャズにあるそうです。

ジェイムズ・テイラーでの名演は何と言ってもこの曲です↓
http://www.youtube.com/watch?v=BL8NNTNmPT4

日本でリーのベースが聴かれている有名曲と言えば、
松任谷(荒井)由実さんの
76年の中央フリーウェイ
http://www.youtube.com/watch?v=0oRUcX-d_CI

94年の春よ来い
http://www.youtube.com/watch?v=8BP0ji08A4k
でしょうね。
前者がマイク・ベアード、後者は島村英二氏がドラムです。

ちなみにBlizzardのベースはルイス・ジョンソンですね。
ドラムは、林立夫氏!!!
http://www.youtube.com/watch?v=HKkXx_6bNBM
No title
>シンコペーション
YMOはBGMとテクノデリックあたりではかなり意識的にシンコペーションを
排したアレンジをしていたのではないかと私は推察しています。
シンコペーションの重要さと魅力を理解してるからこその脱シンコペ。

>Ivan Lins & GRP Stars
この動画、良いですね。
KX5抱えたイヴァン・リンスもかっこいいけど、
D・グルーシン?のエレクトリックグランドの音色もたまらねーなぁ。
日本勝った!!
サッカー、日本勝ちました。
あー、よかったよかった。
中津江村の人達は、どっちが勝っても複雑でしょうね。

>脱シンコペ
あー、あの方々だったら、意識してやりかねませんよねw。
それを想像すると、ヒネくれているなぁ~
まぁ、そこがイイんですけどねw。

そうです!デイヴ・グルーシンです!
時期的には、デイヴ・グルーシン&リー・リトナー「Harlequin」(85)を
リリースした頃だと思います。
そこでイヴァンが、3曲歌っています。

ベースは、黒い豆大福wこと、エイブラハム・ラボリエル!!
2年前に、デイヴ・グルーシン&リー・リトナーが名古屋公演を観に行った際に、
エイブも同行していました!(ドラムはウィリアム・ケネディ!)
生エイブは、生リーランド・スカラー同様、こみ上げてくるものがありました。
「この人が数々の名ドラマーと組んだ人なんだ」と。
正直、エイブを第1目的で、CDを買ったことはありませんが(失礼)、
かなりの作品に参加していて、そこで渋~くハネるベースラインを聴いて、
いつの間にか好きになっていました。

デイヴ・グルーシンは、リリカルで良いメロディを書きますね。
最初にデイヴの曲を聴いたのは、
映画「トッツィー」のスティーヴン・ビショップが歌ったIt Might Be Youでした。
映画自体は見たことないのですが…。
http://www.youtube.com/watch?v=TUJOnLOQVTY

コンピに入っていて、「何ていい曲なんだろう」と思い、当時よく聴いていました。
後で、デイヴ・グルーシンが書いた曲、と知ったものでした。
No title
>はやぶさラストショット

大気圏突入したために途切れているんですよね、これ。
まさに最後の最後まで地球を見つめながら仕事を全うしたわけですよね。
カースティ・マッコールの「A New England」には
「流れ星に願い事をかけたけど、それはただの人工衛星だった」なんて歌詞がありましたけれど
はやぶさの流れ星に願い事をかけたら、なんだか良いことがありそうな気がします。
…ちょっとクサいですね。

>マルチ

まだこの時代はテープでしたか…。過渡期って感じです。
そういえば再生ライブ、なんだかライブが中断する危険性があるとかで(会場の電源が落ちるとかだった気が…)
演奏が中断しても大丈夫なように、後ろでテープ回してたんですよね?
うろ覚えですけど。

というコメントをしたらメンテ中でした(22時ぐらい?)。つくづく間が悪いw
No title
>ジェフリーさん

やっぱりD・グルーシンでしたか。
当時はずっとエレクトリック・グランド使用してましたね。皆、デジピになっていた時代なのに。

エイブラハム・ラボリエルといえばあれですね、
スライドで喋るような音を出す奴w クィーカみたいな。

GRPは安心して聴けますよね。
今はグルーシン兄弟は移籍しちゃったんですよね。
No title
>月兎さん

私、2年ぐらい前にとあるお絵かき掲示板でたまたま、はやぶさの状況を知ったんですよ。
で、再突入を見守りたいなとw
私もあちこち実況スレを頼りに中継を拾ってました。
ラストショットのURLは誰かがtwitterから拾ってきたもののようです。

つまらない政治ショーの為にはやぶさの功績が台無しにならないように祈っています。


>マルチ

当時はプロの現場では皆、ソニーのPCM3348というデジタル48chレコーダーを使っていたんですよ。
今はプロツールスというデジタルオーディオワークステーションを使うのが標準となってますが、
再生の時はちょうどデジデザイン社がプロツールスの元になるものを発表したばかりの頃ですね。
今とは違いトラック数などはかなり制限されてはいましたが、HDレコーディングのメドが立った時期なのですよ。

実際、レコーディングには間に合わなかったもののライヴには投入して欲しいと、
当時のデジデザインの代理店が直接YMOに持ちかけたらしいのですが…。
なんとレコーディングで使用していたタイムコードが不正確で結局HDR(ハードディスク録音)への
移行は不可能だった、というオチがついてしまったそうですw
結局、再生ライブは予備の為のPCM3348を回しつつ、タイムコードで同期したシーケンサーが
サンプルを再生する形でのMIDI中心のプロダクションが進められたらしいです。

機材オタクな話で申し訳ないですw
No title
>つまらない政治ショー

本当に利用されて欲しくは無いですね…。
ブログにも書きましたけど、政府があれだけ手のひらを返したのを見ると
余計信用ならないんですが。
政府が「成果を国民に分かりやすく伝えろ」ということで、はやぶさのことをギネスに申請したみたいですよ。
宣伝効果を考えれば良いのかもしれないですが…。ちょっと複雑です。

>レコーディングには間に合わなかったもののライヴには投入して欲しい

昔からYMOは、企業のほうから新製品提供されますよね。
ローランドのVP-300もプロトタイプだったなんて聞いたことありますし。(松武さんの御縁だった気もしますが)
やっぱり電子楽器のイメージが強いということなんでょうね。
今でもお三方のもとには楽器が提供されたりしているんでしょうか?

それにしても、今は無くてはならないものになりましたよね、プロツールス。
もうマスターテープなんて死語になってますかね…。
すっかり「データ」のやり取りになったわけですが、気になるのはそれこそHD以前の音源の保存方法です。
いつかはHDに移さないといけないんでしょうが、いつ誰がやるんでしょうか。
山下達郎さんが「オールディーズのマスターテープの状態はもう限界」と言ってらしたので
かなり心配なんですよね…。
No title
>マスターテープ

プロツールスを始めとしたHDRが普及した現状ですが、
大手のレコード会社のスタジオではいまだにPCM3348もバックアップとして回しているそうです。
アレを動かすだけで、とんでもない予算がかかってしまうのにw

とはいえ実際の所、HDなどの現行メディアの寿命がどのくらいなのか、という問題もあるようですね。
あまり長持ちはしないと言われているようですし…。
だとすると、デジタルメディアでも定期的にコピーを繰り返していくことになりますよね。
アナログのオールディーズ音源をデジタルデータ化するとしても
最初に物凄いクオリティでAD変換しなければ、後世に残念な記録を残すことにw
テープがもつうちに、しかもレコーダー等の機器の完動品が存在するうちに、
良好な環境で、なるべく優れたエンジニアによってデータ化する…。
これは大変なことですよ、本当に。

海外でも、本当は急を要するアナログマスターに収められたオールディーズよりも
MJやマドンナなどの利益率の高いものが優先されているようです。
なんでも商売優先なところが悲しいですが、
それが悪い結末を呼び込まないように祈るしかありませんね。

実際、世界中あちこちで駄目になっているマスターテープは増え続けているのでしょうね。

>ギネス
政治の手柄じゃないでしょうにw
皆の感情を利用しようなど、何もかもがみっともない。うんざりします。
No title
>ギネス

ちょっと言葉が足りなかったので一応補足します。
文科相がJAXAに対して「成果をわかりやすく伝えろ」と言ったので
JAXAがギネスブックに申請したそうです。
どちらにしろ複雑な気持ちに変わりありませんが。

>実際、世界中あちこちで駄目になっているマスターテープは増え続けているのでしょうね

事実とはいえ悲しいですね…。
もうそろそろ業界全体で取り組まないといけないのではないでしょうか。
とは言っても、クレイジーマンさんの言う通り大変な作業ですからね…。
誰か画期的な保存媒体を開発してくれないでしょうか…。

そういえば「レコーダー等の機器の完動品」で思い出したのですが
YMOも使った3Mのデジタルレコーダー。もう再生機無いって以前聞いたんですが結局どうなったんでしょうか。
再生の際、使うつもりだった「U.T」のマスターがそのせいで使えなかったというのは知っていますが
「BGM」も、同じく3Mを使っていたロジック・システムのアルバムもリマスターが出ているということは
完動品があったということですか?
No title
>3Mのデジタルレコーダー

詳しくはわかりませんが、サウンド&レコーディング誌の記事を頼ると
やはり稼働状態の3Mのマルチは現存しないようなので、
マルチトラックのテープではなく2chにミックスダウン後の2トラックマスターを元に
リマスター盤の制作をしていると考えられますね。
2chマスターならアルファでも汎用性のある機種を使っていたので大丈夫なのでしょう。
ただし、ミックスダウン後の音源なので当然、抜き差しとかバランスの変更などは出来ないので
過去に発表された音源のリファインということになります。

リマスターの音源って聴いてわかる部分だけでも、意外と紆余曲折してるみたいですよねw
YMOの場合、「ソリッド・ステート・サヴァイバー」を例にとると
1曲目と2曲目のつなぎはテクノポリスのフェードアウトが終わりきらないうちに
次のアブソリュート・エゴ・ダンスが始まるでしょ?
アルバム単品だとあそこ問題ないんですけど、ベスト盤の「UC YMO」だと次の曲が違うから
アルバム版の音源が使えない。で「UC YMO」のテクノポリスはシングル版の音源を使用している、とか。
他にはマルチの機種が違う1stは再ミックスが可能だったのか、音源の抜き差しをやっていますね。

専門誌以外ではあまり区別されて無いのですがマスターテープ&マスターデータには
・マルチトラックレコーダーで録音されたマルチトラックマスター
・ステレオ2chにミックスダウンされた2chマスター
・5.1chにミックスダウンされた5.1chサラウンドマスター
など、いくつかの種類があるのです。
他にもCDプレス用のスタンパー盤などをマスター盤と言ってしまう人もいるので
まぁ、正直ごちゃごちゃですw
No title
>3Mのデジタルレコーダー

やっぱり無いんですか…。マスターテープ自体は存在してるわけですから
それを使うことができないのは勿体ないですね…。
もしかしてこの頃のデジタルレコーダーで録音したマスターテープは、ほとんどが再生できないということ…?
機材の進歩の弊害がこんなところに。

2chマスターの話が出てきましたが
「UC YMO」でシングル版音源を使用した理由はこういう事情もあったんですね。
「ソリッド・ステート・サヴァイバー」ではコンピュミックスなるものを使用してたので
マスターに問題があるとするならそれが原因でしょうかね。
コンピュミックスがどんなものか全く知らないですが…。

専門職の方のお話は、本当にいろいろ勉強になります。
No title
>コンピュミックス

マルチテープのチャンネルのひとつをタイムコード専用にして、タイムコード用の同期信号を録音します。
それを作業用の時間軸のマスターにします。
接続したシンクロナイザーという機械を介してシーケンサーを同期させることもできます。
そして電圧で音量をコントロールできるCPU内蔵のミキサーがあればタイムコード上でミキサーの
つまみやフェーダーの動きをミキサーに記憶させることができます。
エンジニアの操作を記憶させ、それをシーケンスなどと同期できるのです。
これらを最初、コンピュミックスと称してました。
ミキサーコントロールは多分、外部記憶の手段が無いと思われるので、
当時のミックスの再現は難しいのでしょうね。

一つ一つのフェーダーにモーターが仕込んであって、操作したとおりに
動きを再現するのがモーターフェーダーっていう奴です。
よくスタジオ映像なんかであるでしょ?誰も触ってないのにガシャガシャミキサーが動くやつw
あーいうの、昔はプロ専用で桁違いに高価な機材にしか搭載されていない機能だったんですけど、
日本の技術開発能力って凄くて、90年代にはアマチュアでも入手できるような価格になったんです。
私も自分の部屋に始めてモーターフェーダーがついたミキサーが来た時は
はしゃぎ回って子供のように喜んだものですw

昔のもの限らず、規格の進歩は旧規格の役割が途絶えることになりがちです。
現状はPC上での録音が一般的になっていますよね。
低価格化と便利さが増す一方、一つ一つの機器の規格の寿命がかなり短命化しているのが現実です。
windowsもmacもOSが刷新されるたびに、録音に使われる周辺機器が無用の長物になりがちです。
この辺はなにか、新しい考え方が必要なんじゃないかと思いますが…。
No title
>一つ一つの機器の規格の寿命がかなり短命化している

進化し続けてくれるのは便利ですが、すぐに使えなくなるのは困りものですよね。
映像保存媒体もフィルム→ビデオテープとなってからは長い間変わりませんでしたが(それでも30年程度)
DVDが現れて、普及が進んだと思ったところにBlu-rayです。
我が家のDVDレコーダー導入後から3年足らずのことでした。しかも最初はHDDVDもありましたからね。
正直ついていけない、という思いもあります。
数年ごとに買い替えないといけないのは、お財布的にもキツイですし…。
せっかく良い機材だったのに、もう使えないというのは勿体ないですしね。

>コンピュミックス

ご説明してくださり、ありがとうございます。
ですが、申し訳ないことにいまいち理解できない点がいくつかありました。
自分に「ミックス」という作業の知識があればよかったのですが
ミックスに対して「録音後にする、音量などを調節する作業」程度のイメージしか持っていない自分には
「シーケンサーと同期できる」ことや「エンジニアの操作を記憶できる」ことの意味がわからないのです。

無知な自分が、情けなくて情けなくて悲しくなってきます…。
No title
>無知な自分
また不親切をやらかしてしまいました。
仕組みは知らないのが普通なので気になさらないでくださいね。

それでは解説しましょう。

昔、音楽の録音は一本のマイクに向かい楽団も歌い手も一緒に「せーの」で行っていました。
楽器の音は大体、人の声よりも大きいので楽団は歌手の後ろに控え、歌い手がマイクの側、
そんな感じです。うまくいけば味わいのある音ですが中々バランス面や音色的にはきついものです。

そこで、次の段階では楽器や歌手ごとにマイクを立てて録音する方法が採用されます。
数本のマイクの出力はミキサーに送られてそこでモノラルorステレオにまとめられます。
この方法だとパートごとに音質も整えられますし、音量のバランスも思ったとおりにそろえることが出来ます。
ミキサーからの出力をレコーダーに送って調整済みの音を録音するわけです。
それでも、皆で「せーの」で録音することは変化無しです。

ある時、昨年亡くなったレジェンド、レス・ポール氏は幾つかの異なった演奏を上書きするように
録音できないかと考え、多重録音、マルチトラックレコーダを着想します。
普通、オープンリールのテープレコーダーは一方通行のテープの上にモノラルなら1チャンネル、
ステレオなら2チャンネルの記憶レーンがあってそこに音声データを磁気で記録していきます。
そこでレスポール氏はテープの幅を広げてそこに倍の4チャンネル、更に倍の8チャンネルの
録音再生がチャンネルごとに切り替え出来る専用ヘッドをもったレコーダーを開発したわけです。
テープ上のチャンネルごとのレーンのことをトラックというわけです。
で、レコーダーとミキサーを接続してトラックの録音と再生の組み合わせを行います。

簡単な例を挙げますと
1・まず最初にテープのトラック1にドラムを録音します。これは以降のリズムのガイドにもなります。
2・次に先に録音したドラムを再生しながらそれに合わせてベースを演奏、トラック2に録音します。
3・次にトラック1のドラム&2のベースを聞きながらギターをトラック3に録音します。
以降はテープのトラックが全て埋まるまで録音を繰り返すことが可能です。
しかも、演奏に失敗してもトラックごとのやり直しも可能なのです。便利ですよねw
これらの録音を重ねることを「オーバーダビング」といいます。

で、全て録音が終わったら次の作業が必要です。
なぜなら、マルチトラックレコーダーは特殊な規格なので一般のオーディオ用テープレコーダーでは
テープの規格も違ってそのままでは再生できません。一般のオーディオはステレオ2chですから。
4トラックや8トラックのものをステレオ2chにまとめなければいけません。
その作業のことを「ミックスダウン」といいます。
例えば8トラックのマルチトラックレコーダーなら8ch別の出力があるわけですが、
それをミキサーに接続してそれぞれのチャンネルごとに音量や音質、そして左右の定位を決めて
ステレオ2chにまとめて出力します。50年代までなら直接マスター盤にカッティングしただろうし、
60年代以降なら2chマスターテープに録音されたでしょう。

で、時代が進み、テープに多重録音できるトラック数も増えていきアナログなら24から32、
デジタルなら48トラックまでに増えていったわけです。
増えていけば一人のミキサーでは手が足りなくなりコンピュミックス、ミックスオートメーションが
開発され、どんどんとスタジオ機器は規模や予算が巨大化していったわけです。

現在のプロツールスに代表されるデジタルオーディオワークステーションはこれまでの
マルチトラックレコーダーやミキサー、様々な周辺機器の働きを全てソフト上で処理してHDに記録する、
そういったものなのです。

まぁ大体こんな感じでしょうか。結構、面白そうでしょう?
No title
丁寧かつ分かりやすい解説、ありがとうございます!
今までは、何となく「こんな感じなのかなぁ」程度だったミックスの基本がわかりました。

音楽雑誌を読むと、様々な用語を目にします。でも自分はわからないし
周りにも音楽をやっている人がいないので教えて貰いようが無いという状態でした。
レコーディングの技術は、バンド活動や宅録をしたことがある人なら間違いなく知っていることでしょうし
その知識があれば、また違った視点で音楽を聴くことができるんだろうなぁ
ということはとりあえず分かっていましたけど。

こうやっていろいろ教えてもらうと、実際にミキサーに触れてみたくなります。
自分ならどんなミックスダウンをするのかなぁとか考えてみたり…。妄想は膨らみます。

No title
>月兎さん
喜んでもらえて何よりです。
今日、スコラ、最終回ですね。楽しみです。

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プロフィール

Rクレイジーマン

Author:Rクレイジーマン
リチャード・クレイジーマン
職業:愛猫家
妄想を絵にしています
2弦がよく切れます

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